育休パパの男性育児

男性の育児

どうも、現在育休取得中の三児の父Akyと申します。

過去にも半年の育休を取ったことがあり、現在2回目の育休を1年間取得中です。

男性の育休について伝えられることを発信したいと思ってます。

基本男性育児には家事もセットですが、

今回は男性が出来る育児に関するお話しです。

育休男性の育児

結論から言うと、育休中の男性育児は授乳(母乳)以外全部です。
つまり抱っこして、オムツ替えて、お風呂にいれてなどなどですね。

こういった育児は長時間労働で、体力のいる仕事です。

体調管理が最高のビジネススキルだと言われてますが、育児でも同じです。

無理に仕事を詰め込まずに、育休で時間的余裕と経済的余裕を確保して体調を万全しましょう。

人生という長い時間の中で、この時期は非常に貴重であり、二度とは返ってきません。

大切に健やかに過ごすことで、大きい幸福感を得ることが出来ると思います。

最初は親も子供もよちよちからですが、それでいいんです。

まずは抱っこしたり、触れ合うことから始めましょう。

ちなみに育児とは

ちなみに育児の意味は「就学前の子供を育てること」小学校に入るまでは育児だそうです。

それに対し「子育て」は特に縛りのない広い言葉ですが、ここでは育児も同じように扱いたいと思います。

ちなみに新生児は生後1ヶ月、乳児は生後1年、幼児は小学校にはいるまでだそうです。

赤ちゃんの育児。パパも抱っこ。

産まれた我が子との出会いは本当に最高です。
そして人生の節々で、我が子の一挙一動に感動をし続けていくことは、子育ての醍醐味です。

普段の育児を通せば感動もひとしお。

私は育児は抱っこから始まると思ってます。

たくさん抱っこしましょう!

育児パパの抱っこ

子供が出来るとそれまでの「可愛い」という気持ちと、育児を通した後の「可愛い」という気持ちの感じ方に明らかな違いがあります。
よくある話ですが、抱っこしたり、オムツ替えたり、接触を繰り返すたびに度に愛情が倍増していくのです。

男性である自分の価値観が変わってしまって、もしかしたら脳の構造まで変わってしまってるんじゃないか!?
と思うくらい自分自身が変化することを実感出来るのです。

実際脳に影響があることがわかってますが(後述

赤ちゃんの抱き方で写真付きで分かりやすい記事もあるのでこちらお勧めです。

パパに教えたい子どもの心と体の知識(初めての赤ちゃんとの接し方)

もちろん長時間の抱っこしたままだと何もできなくなるので
そんな時に重宝するのが抱っこ紐と呼ばれるベビー用品があります。
基本対面で抱くように装着しますが、しっかり紐の部分がロックできるので抱っこしながら作業もできます。

私は三人子供がいて一人目はベビービョルン、二人目はベビービョルンとエルゴ、そして三人目にまたベビービョルンと、同じベビービョルンを約7年ほど今も使ってます。

メッシュで通気性がよくムレる心配がないのと丸めやすく軽い造りになって、さらに丈夫なのが良いですね。

黒いタイプがシグニチャーですが、最近はいろいろなデザインも出ているようです。

個人的にオススメですね。

沐浴

生後1ヶ月まで赤ちゃんだけをお風呂に入れることを沐浴と言います。
まだ抵抗力が低く、一緒に入ると雑菌がへその緒から入ってしまうので最初は赤ちゃんだけなんですね。

詳しい沐浴の仕方も世の中にたくさんでてますね。
助産師さんが紹介している動画を参考にするのがお勧めです。
You Tubeで「沐浴 助産師」と検索して2、3個見るのがいいですね。

ベビー用のソープもたくさんあって迷うと思いますが、皮膚に優しいものを優先し、水はけの良いものを使ってます。

沐浴中はいっぱい話しかけます。
「じゃあ、つぎはおててをあらうよー!」
「きもちいいね」「あれ?さむいかなー?」
なんでもいいんで話しかけてください。
これで自然にコミュニケーションが育まれると思います。

沐浴はママにとって助かる育児の上位にランクインします。
毎日のことなので「お風呂はパパ」となるように働きかけると良いと思います。

あと私の場合、長めのガーゼを好んで使います

端っこの方で顔を拭きますが、もう片方の端は暖かいお湯を含ませて赤ちゃんのお腹を覆います。

そうすると暖かさで安心するのでやり易いのと、リラックスしたかわいい顔がみれます。

オムツ替え

新生児のオムツ替えは1日10枚以上がほとんどです。
つまり、一日中頻繁にする作業です。

最近はほとんどの人が紙おむつですね。

オムツの中央にある黄色い模様や線が青くなったり、匂いや便の際にだす赤ちゃんの泣き声などで判断します。おしりの下に新しいオムツを敷いておいて準備すると替えやすいですね。

私はオムツを替える時いつも話しかけてます。
「いっぱいしたね、すっきりしたね」とかなんでも良いんで声掛けすると、楽しく出来て良いと思います。

夜泣き

これで多くの人が苦労するものですね。
睡眠不足になりながらも赤ちゃんのお世話をするのは、正に命を削るような思いです。
一般的な職場でするお仕事と夜泣きの育児を両立することは、身体を壊すので止めたほうがいいと思います。

私は1人目の時、両立出来ると思って思い切り返り討ちに遭いました。免疫が下がって一気に体調を崩して、1年間休み休みで苦しみながら過ごす羽目になりました。

しかも頑張ったのに、結果家族みんなにとって辛い想いをするだけになりました。

中には「両立できる」と反対する人もいるとは思います。
否定はしませんが、育休で時間に余裕が作れれば、仕事と育児の両立よりも素晴らしい経験が出来るのではないかと私は思います。

「夜泣きの時、授乳につながることが多いので男性が起きる意味はないのでは?」という意見もあるかもしれませんが、めちゃめちゃ意味あります。
冒頭授乳以外の育児は全部すると書きました。

夜泣きに関わらず、赤ちゃんが泣いている時は状況を色々チェックした上で
なんで泣いているかを確認して、解決策を施します。

具体的にはまずオムツをチェックします。
「おしっこかな?」とチェックして、してなければ「暑いのかな?寒いのかな?」
何か別の環境的な理由かな?おっぱいかな?

と、ここまでは出来るのです。

お腹が空いてるのは泣いてる時の可能性の一つでしかないので、それまで泣いてる理由を探る作業は別に女性でなくても良いのです。

最終的に「お腹空いているんだね」となった時、奥さんが母乳であげるなら「お願いします!」と頼めるのです。

それから心理的な面でもやはり女性1人で面倒見てるより、一緒にそばにいてくれる人がいた方が心強く感じるものです。
奥さんが奮闘しているときに隣ででイビキをかいて寝てたら、悲しい気持ちになるのはわかると思います。
かくいう私も疲れて寝落ちしてそのままってことあります。

でもそのあと、しばらく赤ちゃんを預かり、家事をしながら奥さんに寝る時間を提供します。
ご飯も作ります。できれば奥さんの好きな料理を!
そんなこんなで夫婦で乗り越える壁の一つが夜泣きなのではないでしょうか。

授乳でパパが出来ること

母乳でもミルクでも、男性が出来ることはもちろんあります。

母乳の場合は奥さんの体調や意向をしっかり汲み取って、サポートすることが良いと思います。
特に乳腺炎になってしまった場合は、発熱や胸の痛みなど奥さんが辛い場面が多くなります。
奥さんを看護しつつ、話を聞いたりして励ますことも男性が出来ることです。

ミルクの場合は逆に男性でもあげれるので手早く準備をしましょう。
特に男性が1人だけで赤ちゃんの面倒を見る時は、常に最後の授乳やミルクから何時間経っているかや何cc飲んだかなど覚えておきましょう。

感覚的なものなどで赤ちゃんの表情などを普段から観察し慣れるためにも
男性が授乳をサポートすることでさらに役立つことは多いと思います。

個人的には邪魔にならないようにさりげなく肩を揉んだりして、奥さんの体調を気遣うのがお勧めです。

そして飲んだ後はゲップをさせます。

ゲップをしてもはしばらく縦抱きにして落ち着かせるので、やっぱり腕が疲れます。

ここで男性が女性の代わりにゲップからのケアーをすればいいと思います。


離乳食

離乳食は大体5〜6ヶ月くらいから始めますが、そもそも目的は噛む練習であり決して栄養を取ることがメインではないことを覚えておきましょう。
最初は柔らかい液状のものから徐々に固形物を食べるようになるイメージです。

時期的にも物をつかんだり、叩いたり、投げたりするので、
その一貫でついでに口に入れてハムハムしてみるようにさせてみるくらいでいいと思います。
食べないで終わる食事も余裕でありますので。

あと、投げまくったり、こぼしまくるのが日常的なので毎回掃除をします

私が思うイメージ

これを毎回離乳食でやる感じです(笑)

基本的に毎回食事とは言えないあり様になりますが、これが普通です。

ここでもゆとりを持って、むしろ笑ってその期間を楽しむくらいの気持ちが良いと思います。
これも時間のリソースを担保できる育休取得のアドバンテージが活かせます。

お出かけ

子連れの移動は必ず予定通りにいかないものだと肝に銘じてください。

まず、遅れます。
色んな理由があるのですが、
大人と違って赤ちゃんの生理現象の周期が短いのとコントロールが非常に難しいためです。
例えば、玄関からいざ出発ってときに「ブリブリブリーーーーー!!!」なんてザラですし、お腹が空いてギャン泣きも当たり前です。

それから物理的に弊害がどうしてもあります。
出先にベビーカーや抱っこ紐でも普通に歩いたりすると、階段の登り降りでも何倍も時間を掛けるようになります。

さらにもし自分がトイレに行きたくなったときも大変です。
ベビーカーなら一緒に入れるトイレを探すのに時間がかかるし、抱っこ紐なら自分自身の下半身が見えない状態で用を足さなければなりません。

つまり今まで自分1人でやっていた動作全てが遅くなるのです。
当然移動にも時間がかかります。

個人的にプラス1時間の余裕を持つことと、赤ちゃんの次の予定(授乳やオムツなど)を把握することがいい対策になると思います。

健康管理

常に赤ちゃんを観察しましょう。
いつもと様子が違ってたり、具合が悪そうであった時のために、予め近くのお医者さんをチェックするようにしましょう。

よく行く奥さんの通っている産婦人科や近くの小児科、内科、耳鼻咽喉科あたりですかね。
お薬手帳や保険証、こども医療費受給の資格証などをまとめて持っていける様に揃えて置きましょう。

定期検診

最初は奥さんの産後の定期検診と一緒に診てもらうことが一般的で2週間や1ヶ月検診があります。
赤ちゃんの成長と奥さんの健康状態をチェックする機会の検診ですね。

また赤ちゃんだけその後の3ヶ月検診もしくは4ヶ月検診、6ヶ月検診と自治体で異なりますがあります。

こう言った時も進んで同行して専門の先生のお話を聞けるようにすると理解がより深まります。

予防接種

生後6週間後からロタウィルスワクチンをはじめ、様々な予防接種のスケジュールをしなくてはなりません。

役所からの案内も来るとは思いますが

専門の公益社団法人である日本小児科学会も、推奨する予防接種スケジュールを定期的に改定してます。

公益社団法人 日本小児科学会 学会の考え方・提言・見解等

奥さんと相談しながらスケジュールを組んでいくことが大事ですね。

最初の予防接種は、我が子が泣く姿で胸が掴まれるような思いだったのを覚えてます。

でもあまりにも回数が多いのでそのうち慣れました。

観察

何にせよ普段から我が子を観察することや、足の先から頭の先まで常に見て触れておくことで、何かの異変が起きた時には気づけるようになります。
もちろん変わったことがあるたびに大騒ぎしろというわけではないのですが、常に見ることでその変化に気づきお医者さんに相談したりすることが大事だと思います。

家事と並行してすると効率的

育児をすると家事が効率的になり、家事をすれば育児が効率的になる。ということです。

家事育児は密接に繋がっているので並行してやることで、その二つの車輪で上手く進んでいくものだと思います。

具体的には、毎日の育児を行うことにより子供の身体や足の大きさ、また本人の趣味嗜好などの情報を頻繁にアップデートすることになります。

例えば、子供の着替えをするだけでも服のサイズの変化を体感的に知ることが出来ます。

これは家事を行う上で非常に大切な情報となり、買い物時には衣類や履物の的確なサイズをスムーズに選ぶことが出来ます。

逆を言えば育児をしない人に買い物を頼んでも正しい買い物が出来ない、つまり家事が非効率的になるということです。

育児に参加しない男性が子供の服や足のサイズ、また保育園の行事やお友達の名前に非常に疎いのでは「〜ちゃんが着ているあの服の色違いが欲しい」と言った時に元の情報がなく、情報収集に明け暮れます。

パートナー関係

育児には育休とパートナーが心強い味方です。

何をするにも奥さんとよく話をしてやっていきます。

協力しあうのは大事ですが、それ以上にねぎらい、褒め合い、許し合う関係でコミュニケーションを取ることが今を乗り切る原動力となります。

また育児という大仕事を一緒にすることで、奥さんとの絆をより感じることが出来ました。

日々感謝です。

育児のモチベーション

どんなに前向きに頑張っても、やはり育児には一定のストレスがかかるものです。

そんな中、男性にとって子育てのモチベーションというのはどのように保たれているのでしょうか。

私は女性でも男性でも実際に子供と触れ合うことでモチベーションは保たれると考えます。

育児に関わる父親の脳内の活性化を調べた研究がありますが母親と匹敵するくらいの結果になった論文があります。

Father’s brain is sensitive to childcare experiences

この研究はヘテロセクシャルの女性の一次育児者と男性の一次育児者、並びにホモセクシャルの男性一次育児者の三つのグループ(89組)を対象に乳児の刺激に対する親の脳の反応を測定しました。

その結果全てのグループで実際の子育ての行為が育児に関する神経ネットワークを活性化させたのです。

また愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンは本来女性ホルモンとして知られてますが、男性でも子育ての経験で分泌されることもわかってます。

触れ合うことで子供に対する愛情が増すのです。

つまり子育ての行為そのものが、育児のモチベーションにつながるのです。

私の場合、子供を見るだけでも自然と手が動くようになりました。
子供を持った後の人生では他人の子供にも、思わず目がいってしまうくらい明らかな関心を持っている自分がいるのです。

くどくど説明してきましたが、簡単に説明すれば
誰しも、何に対しても、関わりを持てば愛着が湧くということなのです。

育児のモチベーションも子供に触れること、つまり抱っこから大きく寄与されるものなのです。

なので皆さん、愛おしい我が子を積極的に抱っこをして育児を楽しく頑張りましょう!

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