どうも、現在育休取得中の三児の父Akyと申します。
過去にも半年の育休を取ったことがあり、現在2回目の育休を1年間取得中です。
男性の育休について伝えられることを発信したいと思ってます。
今回は育休パパの家事の重要性についてお話ししたいと思います。
育休中は男性の家事が重要
その範囲の広さと仕事量から、
特に男性が家事をすることが重要であると思います。
なぜかというと、家族が1人増えると小さな子供であれ、離乳食からの食事が始まれば料理や食器の量が増えます。
衣類を揃えれば洗濯量が増えます。
新生児のオムツは1日10枚以上は使いその分のゴミの量が増えます。
生活に伴う掃除量も当然増えます。
つまり、家族が増える分、家事も増えるのです。
家事の絶対量が飛躍的に増えるのでもちろん忙しくなります。
一方、命をかけた出産を終えて女性の身体は既に負荷を負ってます。
産後は体力の回復に約1ヶ月は要します。
お風呂も1ヶ月の間は湯船は入れずシャワーだけ、と産婦人科の先生に指導されますのでリラックスの機会もなかなかとれないと思います。
また、胎児が産道を通った後は骨盤が不安定な状態なので人によっては歩行が困難です。
加えて、夜泣きや授乳など基本24時間の育児で身体にさらなる負担です。
つまり、総合的な家事は増えて、奥さんの体調は困難な状況です。
そうです。
そうなったら、なおさらこの状況下では肉体労働を伴う家事は男性がすることが重要なのです。
女性には出来るだけ休んでもらうようにするのです。
男性の中には正直、家事をしたことがない人もいるかもしれませんが大丈夫です。
育休中の男性の家事育児では、妊娠中から準備期間が始まってます。
つまりざっくり9ヶ月くらいの準備が出来るので安心してください。
基本的な家事に加え、もちろん赤ちゃんの沐浴やおむつ替えなど、授乳以外の育児も男性が率先してやるべきだと思います。
産後に備えて男性は普段から家事ができるように準備をした方がいいのです。
家事に手が回せないと被るリスク、育休の重要性
仕事をしてようがしてまいが、家事に手が回せないと夫婦仲が悪くなるリスクがあります。
なぜなら子供のいる家庭では、育児に加え家事の仕事量は確実に増えるからです。
子供がいる家庭の家事は、会社に仕事しに行く傍らでこなせるほど甘くないのです。
最初から奥さん1人の手に負える量ではないと見た方が賢明です。
それが体調面で不利な奥さんに割合が増えれば、なおさら悲鳴をあげることになります。
これから子供を育てなければならないのに、その前に夫婦間が崩れてしまうのは重大なリスクです。
私の失敗談
私は1人目の出産の時、家事や育児に時間をあてるために予定日の前後1週間の計2週間の有給を取りました。
しかし、そもそも初期の育児期間が1番手のかかるのに、産後1週間ぽっちの時間では到底足りはずがないのであまり意味がありませんでした。
むしろ一番手のかかる時期に充てる時間がたったの2週間の時点で、私は子育てと子供がいる家庭の家事をなめていたとも言えます。
ここで中途半端に仕事を休んで家庭に専念しても、まだまだ全くもって手が足りないのが初期育児時期。
有給明けに職場に戻ると、当然毎日の残業と家事育児の間へみごとに板挟みになりました。
こうして仕事と家庭のジレンマに迷い込んでしまった私は、夫婦仲の悪化とさらに寝不足による体調悪化いうとても痛いダブルパンチの結果を招いてしまいました。
多忙な家事対策に育休の必要性
この経験から家事時間が足りずにおきるリスクと育休の重要性を痛感した私は、2人目の時は育休を半年とり家事育児に専念。
育休を取ることでしっかりと時間と体力を確保し多忙な家事対策に対処をしました。
家事をするためにも育休はとても必要性を感じました。
なので私の場合は両立を諦め、育休取って家事育児に専念することにしたのです。
実際の家事とは
では具体的な家事の内容ですが、家事って言葉自体意味がすごく広いのでちょっと分けます。
本来育児も家事の意味に含まれる言葉なのです。
でもここでは子供が産まれた際の育児は別物と捉えて、育児以外の家事を「家事」と呼びます。
大きく炊事、洗濯、掃除の三つにわけてお話しします。
買い出しや裁縫は便宜上、炊事や洗濯に含めます。
炊事
食事関係のことですね。
1人暮らしなら自分の好きなように飲んだり食べたりですが、家庭を持てば家族で食事をするようになりますね。
毎回外食や出来合いのものを買って食べたりだと、健康的にも経済的にも良くはありませんが
バンランスよく炊事して家族みんなで楽しい食卓を囲みたいですよね。
料理
毎日の食事に携わること、家族全体の健康に関わることです。
好き嫌いなど個人個人にフォーカスして考える必要がありますね。
特にアレルギーや制限のあるなしを十分に考慮してレシピを揃える必要があります。
また母乳の場合、乳腺炎が怖いのでカロリーに気を使いましょう。
因みにうちの奥さんは乳腺炎になって、かなり苦労した経験があります。
母乳マッサージに長く通うことになりました。
また子供の月齢が5、6ヶ月くらいになると離乳食が始まります。
離乳食は月齢ごとに内容が変化するので事前に把握しておきましょう。
洗い物
食事をすれば洗う必要がありますよね。
食器やフライパンなどはものによって洗い方を変えたり、生ゴミを意識しながらこなします。
ぶっちゃけ食洗機を買うのをお勧めします。
時短になり、こどもの世話の傍ら毎回洗い物はかなり負担になりますしね。
買い出し
経済性と栄養や趣向などのバランスを考える必要があります。
普段行きつけのスーパーなどあれば他のところと比較して考えながらお買い物をしてみましょう。
特に野菜類は値段の上下が年間通してもわかりやすいと思います。
旬なものは安くて美味しいので私は特売を見て料理をググりながら考えて買い物をしてます。
新生児、乳幼児との食事
子供ができると基本ゆっくり食事ができません。
赤ちゃんはその都度泣き、幼児は椅子にじっとしてられないものです。
同時に面倒見ながらはまさにカオス。
こんな時は夫婦でタイミングをずらしたり、抱っこ紐で落ち着かせたり、バウンサーを使ったりしながら工夫して対策します。
夫婦が協力し合えるいい機会でもあります、うまくことは運ばないのが普通ですのでイライラせず、余裕をもってしたいですね。
という私も食事の度にイライラしてましたが、諦めモードでのぞむようになってからかなり楽になりました。
ここでも余裕をもてるようになるのに育休というのは絶大の効果を発揮します。
また、レストランでディナーはさすがにかなり難しいので出産前に2人でゆっくり行っといておくことをお勧めします。
子供の手がかからなくなったり、ベビーシッターなど誰かに預けられるようになったら、またゆっくり行けるでしょう。
洗濯
量は増える増える!
単純な足し算ですが意外に負影響が大きいのが洗濯物ですね。
子供1人増えると衣類が増えて洗濯物が増えて、さらには水道代も増えていきます。
他にも物理的な衣類の保管場所や洗濯後のたたむ作業量も増えます。
肌に合わせて
気を使うのが乳幼児の肌に直接触れる衣類ですね。アレルギーや疾患がある場合、素材等にも注目します。
子供の人数でさらに
もし上の兄弟姉妹がいる場合は、育児の平行作業がもりもりに増えますので、季節ごとの衣替えや制服等の管理、名札をつけたり縫い直したり、上履きも毎週ブラシで手洗いします。
やること沢山
またおもらし等で急に手洗いすることもありますし、子供は膝によく穴を開けて帰ってきますので直したり、と手間はたくさんですね。
雨の日の心強い味方として洗濯乾燥機や、楽に裁縫できるミシン等があると便利です。
掃除
炊事洗濯と家事に追われていると、知らない間に溜まっていく家の隅々のホコリ、ゴミや汚れ。
こちらも家族が増えれば確実に増えていき掃除も相当の作業量となります。
ここでもぶっちゃけロボット掃除機があると便利です。
各部屋の掃除
毎日とは言いませんが習慣化して行いましょう。
特にホコリやダニなどのアレルギー対策だと思いながらやると可愛い子供のためとモチベーションも保てますね。
お風呂やキッチンなど水回りの掃除
お風呂にブラシやスポンジを置いておき、上の子供たちをお風呂に入れながら床や壁を擦るのが習慣で、キッチンなども洗いながらついでにシンクを拭くようにしてます。
キッチン周りは食器用とシンク用のスポンジを二つ用意して水切れの良いホルダーを使ってます。
家具の掃除
定期的にするのと、何かの動作のついでに習慣化する2パターンで行ってます。
ソファのクッション裏や棚の裏など表に見えない部分にゴミやホコリが溜まってますね。
ゴミ出し
ゴミ出しは男の仕事代表みたいなものですね。
地域によってゴミ出しのルールが違うので行政のルールを従って出せるようにします。
燃えるゴミ、燃えないゴミ、プラスチック、ビンなど分けてある分だけのゴミ箱を用意すると楽です。
家事はキャリア形成にもなる
やることたくさんで大変ではありますが、結構いいこともあります。
それは家事をすることで、マネージメント能力が培われるようになるんです。
家庭という組織のマネージメントですね。
今回家事の話はとりあえず大まかなものを挙げてきましたが、
この他にも家計にあわせて必要な物品の購入や、必要な手続き、近所の付き合い(地域社会との関わり、ゴミ置き場の掃除登板とか)もあり、これはまさに経営ですね。
実際に家庭という組織を経営していくための手段などは、マネージメントの技術につながると改めて思います。
家事はビジネス上のスキルアップに繋がるのです。
家事は良いこと尽くめ
やってみると、料理、日曜大工、裁縫みたいなものづくりの要素もあり楽しいものです。
もちろん長時間労働ですべてサービス残業ですが、家庭においては必要な仕事です。
なにより男性が家事をすると、奥さんや子供という最愛の家族の喜びにつながります。
「家事は家族の笑顔を守る、楽しい仕事」
そして良いこと尽くめだと思えるから家事は楽しいのです。
男性も楽しく家事しましょう!
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